モンテッソーリ教育で使われるマッチングエッグは何歳から始めるのが良いのでしょうか。
今回は、マッチングエッグの遊び方やおすすめメーカー&商品などをご紹介していきます。
モンテッソーリで使われるマッチングエッグとは?

マッチングエッグは卵の形をした「形合わせパズル」です。
お片付け用の卵パックに入っている姿は、スーパーに売っている卵そのもの。
卵をパカッと割ると〇、△、☆などさまざまな形にデコボコしたカラフルな内側が出てきます。
同じ形同士を合わせると、卵は元通りです。
マッチングエッグはモンテッソーリ教育でも人気
子どもが興味をもち試行錯誤しながら遊べるマッチングエッグは、モンテッソーリ教育の教具(おもちゃ)としても人気ですよ。
マッチングエッグの大きさは、本物の卵とほぼ同じ約6㎝×4.5㎝ですので、誤飲の危険が低く安心して遊ばせられます。
マッチングエッグで遊ぶと幼児期の心と体が発達する
マッチングエッグで遊ぶと、以下の4つの力が育ちます。
- 色と形の認知
- 目と手の協応(目と手を同時にうまく動かす力)
- 手や指の力加減や微調整
- 想像力
遊びながら「色や形の学習」ができるのは嬉しいですね。
マッチングエッグの形合わせは、パズルが見えない状態ではめ込まないといけません。
そのため、子どもの発達に重要な手や指の「力加減」と「微調整」が身につくことが期待できます。
マッチングエッグの遊び方

マッチングエッグは、以下のようにいろいろな遊びができる万能なおもちゃです。
- バラバラに外す
- 形合わせ
- たまごクイズ
- おままごと
これから遊び方について、順番にお伝えします。
マッチングエッグの遊び方①バラバラに外す
マッチングエッグをバラバラにするのは、とくに1歳前後の子が好きな遊びです。
卵の中の色や形が毎回違うので、子どもは楽しくてたまりません。
卵が割れるたびに「できた!」と達成感も味わっているので、満足するまでバラバラにさせてあげるといいですよ。
マッチングエッグの遊び方②形合わせ
バラバラになっている卵を元に戻す遊びです。
最初は、上下・左右が対照的で簡単な形(丸や花)から挑戦してみましょう。
1回成功するとどんどん挑戦してくれますよ。
マッチングエッグの遊び方③たまごクイズ
バラバラの卵から選んだ1つを子どもに見せ、そのペアを探してもらう遊びです。
ペアを見つけたら答え合わせをしましょう。
子どもに形合わせをしてもらうといいですね。
たまごクイズで「考える」経験をしていきましょう。
マッチングエッグの遊び方④おままごと
子どもはママと同じことがしたくてたまりません。
本物の卵のようなマッチングエッグがあれば、お買い物ごっこやお料理ごっこが楽しめます。
本物の卵を割る前の練習にもなりますよ。
マッチングエッグはいろいろな遊び方ができますし、遊びを通してコミュニケーションもとれます。
マッチングエッグの対象年齢は?

マッチングエッグで遊べる年齢についてお伝えします。
マッチングエッグは、両手を使い始める「生後6ヶ月ごろ」から遊べます。
- 6ヶ月ごろは、つかむ・はなす・転がすなどの単純な遊び
- 9~10ヶ月ごろは、卵を割るのを楽しむ
- 手首の動きが出てくる1~1.5歳から卵をくっつけようとする
- おままごと遊びは2歳ごろから
マッチングエッグは、生後6ヶ月ごろから長く遊べるおもちゃです。
子どもの成長とともに、遊び方の変化も楽しめますよ。
ただし、おもちゃによっては対象年齢が6才~といったものもあるため、購入時に必ず確認してくださいね。
マッチングエッグはどこのメーカーが良い?

マッチングエッグはいろいろなメーカーから発売されています。
白い色の卵で、内側に図形のデザインを採用しているしているメーカーが多いです。
その中で「ピーターキン」と「キッズレーン」というメーカーは、特徴的なマッチングエッグを販売しています。
- 「ピーターキン」は卵の色が茶色
- 「キッズレーン」は卵の内側のデザインが突起状
どちらにも特色がありますし、もちろん上記以外のメーカーのマッチングエッグにもそれぞれの良さがあります。
これから5つのマッチングエッグをご紹介しますので、ご家庭にぴったりなものを探してみてください。
マッチングエッグの人気おすすめランキング5選

マッチングエッグは日本だとまだまだ販売されている商品が少ないです。
また、普通のおもちゃ屋さんでは取り扱いがないことも多いです。
そのため、Amazonや楽天市場などを利用するのがおすすめです。
以下では、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで購入することのできるおすすめのマッチングエッグをご紹介していきます。
①モンテッソーリ 教育おもちゃ 知育玩具 マッチング卵 Bacolos
身近な図形を覚えられるマッチングエッグ
こちらのマッチングエッグでは、黄色い卵パックの中に12個の卵が入っています。
Bacolosのマッチングエッグでは、丸・三角・四角・多角形・台形・ひし形・星・ハート・花の12種類の形合わせを楽しめますよ。
よく目にする図形と名前を覚えるのに最適なマッチングエッグです。
左右・上下が対照的な形(丸や花)が入っているので、1歳前後の初めてマッチングエッグで遊ぶ子におすすめします。
②JoyGrow モンテッソーリ 知育おもちゃアルファベット マッチングエッグ
アルファベットが覚えられるマッチングエッグ
こちらのマッチングエッグには、アルファベットのA~Zまで26文字の卵が入っています。
「DOG」や「CAT」のようにかんたんな英単語がつくれるので、英語を学ぶきっかけづくりにおすすめです。
内側の色は5種類ですので色の名前もすぐ覚えられますよ。
色あつめや色あてクイズで遊ぶのにもぴったりですね。
収納ボックスのサイズは縦25×横29.5×厚さ7㎝ですので、すきま収納ができるのも嬉しいポイントです。
③JoyGrow モンテッソーリ 知育おもちゃ 数字認知 形合わせ
数の知育におすすめのマッチングエッグ
こちらのマッチングエッグには、0~20までの数字と計算記号(+、ー、×、÷、=)を合わせて、26個の白い卵が入っています。
JoyGrowのマッチングエッグの一番の魅力は「0」が入っていること。
幼少期からゼロを知るきっかけになります。
数の理解はもちろん、10より大きい数字を並べたり計算したりと、一歩進んだ数の知育がしたい方におすすめです。
内側の色は12種類あるので、基本的な色の名前も覚えられますよ。
④ピーターキン マッチングエッグス・フォルム PK0100
茶色い卵が特徴のマッチングエッグ
こちらは鮮やかな黄緑色のパックに12個の茶色い卵が入っている、コントラストがきいたマッチングエッグです。
丸や四角、星など12種類の形と色のマッチング遊びが楽しめます。
普段茶色の卵を買われるご家庭には、ピーターキンのマッチングエッグをおすすめします。
身近なものに似ていると、おままごとやごっこ遊びの想像がふくらみますよ。
⑤キッズレーン カラーマッチングエッグ Kidzlane
さわって数の理解ができるマッチングエッグ
こちらは黄色いパックに白い卵が12個入っており、卵の中は12色に分かれています。
キッズレーンのマッチングエッグの特徴は、1~12までひとつずつ増えていく突起と穴のデザインです。
突起をさわって数えると、数の概念が理解しやすくなります。
数えるのが好きな子や、子どもに分かりやすく数を教えたいと考えている方にうってつけです。
このように、マッチングエッグと一口に言ってもその特徴や遊び方はさまざまです。
お子さんに合ったものをぜひ選んでみてくださいね。
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また、どういったおもちゃを選べばよいのか迷う方は、おもちゃレンタルも試してみると良いですよ。

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